ハンター×ハンターはなぜ我々を魅了してやまないのか?

サブカル・趣味

HUNTER×HUNTERという生き様!

先日友人と話していて僕がHUNTER×HUNTERをなぜこんなにも愛してしまうのか、その理由がわかった気がしたので書き記しておきたい!

それはとりもなおさずゴンを始めとするハンターたちの生き方が我々の夢を体現してしまっているからではないだろうか?

彼らハンターは強い。それは戦闘技術のみ強さではなく、一人で世界と切り結び、未知の場所に自分の足場を着実に作っていけるほんとうの意味での生きる強さなのだ。彼らは都市に、森に、山頂に、荒れ地に、海に、電子データ、歴史的遺跡、異界、といった未規定性の世界に飛び込んで旅をし、冒険を繰り広げる。そこで様々な難問や壁、艱難辛苦に出会い、自分を高め、創意工夫によって未知を切り開き、問題をクリアしていく。

これって俺たちが夢見た俺たちの理想の生き方なんじゃないの?

産業化以降我々はみんな檻の中にいる。日々のルーティンと既存の社会・経済システムという監獄の中で同じことの繰り返しで退屈してしまってる。刺激とワクワクが圧倒的に欠如してしまっているのだ!その檻のなかで上司に怒られ、周りの評価に怯え、他社の目線を気が付かないうちに内在化して本当にやりたいことも諦めて生きてしまっている。でもそれって他人の人生であって、本当の自分の主体的な人生とは言えないんじゃないかな?

そんな僕たちに彼らの自由で力強い生き方が眩しく見えるのは当然だ。その旅と冒険の中で新しい世界を知り、無限の可能性に自分を開いていく喜びとスリルと興奮!全身の細胞が奮い立つような瞬間を求めてリスクをものともせずこの広い世界にダイブするハンターたち!!きっとこの世界はどこまでも愉快で残酷で深く、美しく醜いに違いないと確信させてくれる世界観が我々を魅了してやまないのだ!!(グリードアイランド編くらいまでは)つまり、HUNTER×HUNTERで描かれているのは現実世界への深い肯定と期待値の高さであると言いたい。

きっと彼らの人生はとんでもなく充実して楽しく、スリリングなものに違いない。あんなふうに生きられたらいいなぁ。よし決めた!わしゃハンターのように自由に生きるぞ!世界を周遊しながら旅ブログでいつかは生きていくと固く心に誓った昨今なのでした。

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